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院長コラム

メディカルマッサージが好評です2024.7.3

 

6月より開始している『メディカルマッサージ』が大変ありがたいことにとても好評です。特に長年に渡って腰痛や肩こりで悩んでいて、いろいろなマッサージや整体、整形外科を渡り歩いたという方からは私共が開発した新しいアプローチは著効する方も多いです。

今回は我々が行っている内容を簡単にご紹介します。

異常となっている筋肉を見つけ出す

 

腰痛や肩こり等の症状の多くは普段の姿勢の悪さや筋肉の使い方の癖などによって、負担のかかりやすい筋肉の異常が原因となっています。その筋肉の内部では筋肉の線維が異常な収縮を部分的に起こしていて、その他の部位の血流を悪くするだけでなく、筋肉全体の機能も悪くなってしまっています。そして、その周辺の筋肉へも悪影響を及ぼし始めます。

この筋肉の異常は超音波やMRIを撮影しても発見できるものではないため、骨の異常や靱帯や腱に異常がない場合には整形外科の診察では「異常はありませんので、痛み止めを出しておきます」という流れに終わってしまう症状です。

我々はこの症状を引き起こしている犯人である、「異常をもつ筋肉」を見つけ出すために、まずは徹底的に血流を改善して全身の筋肉の緊張を解く施術から開始します。筋肉に異常があると、その周辺の関連した筋肉もその影響を受けてこわばりを起こしていることが多いですが、治療すべきなのはまずは大元の犯人となっている筋肉だと考えています。

腰痛や肩こり、頭痛などの症状を引き起こしている「原因となる筋肉」を見つけ出す工程を私共は最も重要視しています。ただ硬くなっている筋肉をもみほぐせばよいというものではなく、真の犯人である筋肉を的確に治療することが大切なのです。

いきなり指圧しない

このように異常をもたらしている張本人である筋肉を見つけ出す作業をなしに、ほとんどの施設ではいきなり指圧が始められてしまいます。これが余計に筋肉をこわばらせる、いわゆる「もみ返し」を生じやすくする原因であると考えています。また、異常を示していない健康な筋肉へ余計な刺激を与えることによって、より治療前よりも筋肉のバランスを崩してしまうことにもなりかねません。

当院では徹底的に犯人となっている原因の筋肉を同定してから、その筋肉の治療を始めていきます。よくSNSなどで見かける関節をボキボキと鳴らすようなパフォーマンスには医学的に推奨できる部分は全くありませんので、私どもは絶対に行いません。重大な合併症の報告もありますので、そのようなマッサージや整体施設には身を任せないことを強くお勧めします。

さらに、こわばりのある筋肉に対して素早いひねり動作を加えると、余計にその筋肉は硬直しやすくなります。関節を鳴らすような行為は、その場だけはスッキリとした感覚が生まれますが、その良い感覚は持続しないばかりか、余計に筋肉をこわばらせやすくする可能性すらあります。

原因となる姿勢を分析

不快な症状をもたらしている大元の筋肉を同定して治療を進めていきますが、次に大切なのはその筋肉に異常をもたらすようになった原因を突き止めることです。特定の筋肉に負担がかかる姿勢をとる時間帯がないか、趣味や職業などを伺いながら最新のAi姿勢画像分析により姿勢分析を行います。

それと施術中に同定した異常を持つ筋肉の情報を総合して、その後に気を付けるべき姿勢や習慣。よりその人に最適なストレッチなどを指導していきます。再び不調を再発しないような生活へ変更することにより、腰痛や肩こりから根本的な開放を目指していきます。特に肩こりや腰痛等がない方でも、疲れを解消してとてもリラックスできる内容ですので、おすすめです。

 

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