韓国HIRONIC社を訪問2024.2.5

Skinfinity Clinic院長の橋本です。

先日、韓国の世界的なレーザー機器メーカーのHIRONIC社を訪問して参りました。この会社は当院でも大変人気の次世代型ピコレーザーのピコハイ（PICOHI）の開発製造元でもあります。

ピコハイについての説明は過去の記事をご覧ください。

国内初導入のPICOHIが人気

昨年１０月に国内第一号機のピコハイが当院に導入されて以来、連日朝から夜まで常に稼働しっぱなしという状況が続くほど、あっという間に大変人気の機種となりました。シミや肝斑だけでなく、肌質全般の改善やシワ、毛穴やニキビ跡に対しても様々な種類を搭載したピコハイフラクショナルを使い分けることで大きな改善が感じられるのがその理由です。日本上陸前にそのスペックを知り、実際にデモ機にて照射テストを重ねることでその素晴らしさに私が惚れ込んだ久しぶりの優秀なマシンです。

今回は日本の医師を代表して、そのピコハイの開発製造元の韓国ハイロニック社にお招きいただきまして、２日間にわたって長時間有意義なディスカッションをすることができました。

韓国でのピコハイ第一人者と意見交換

１日目はピコハイの開発にも携わったという、韓国のDr.Jiehoon Kimと長時間にわたり意見の交換をすることができました。発売開始前の時点からすでにピコハイを使用し始めてから２年以上経過している先生ですが、惜しみなくこれまでの有効な照射方法や注意点などをシェアしていただくことができました。特にピコハイにしかない、独自のVMLAピコハイフラクショナルに関しては私と同様に高い評価をされているようでしたが、特に重度のクレーター状のニキビ跡に対してもレーザーにてサブシジョンを行うという目から鱗の新たな発想をご教示頂きました。大変素晴らしい結果を数多く出されておりましたので、今後の当院の治療におきましても有効に活用していきます。

レーザー設計担当技術責任者とディスカッション

２日目はこのピコハイの設計を担当した技術部門の責任者と濃厚なディスカッションを行いました。まずは細かな設計に関する理論や想いなどを詳細にレクチャーしていただき、改めてこのピコハイの超高性能なスペックがどのようにして生まれたのかを実感することができました。

私には「素晴らしい道具を使いこなすには、それを開発した人の想いを深く知る必要がある」という信念があります。当院に採用しているマシンのほとんどは開発した製造元まで足を運び、使いこなすために深くしる努力をしてきました。よい道具であればあるほど、それを開発した人たちの想いは深いものであることを今回のディスカッションで改めて感じる滞在となりました。

今後もピコハイを最大限活用して皆様の美肌作りを行ってまいります。