海外を中心にプラズマペンと呼ばれるペン型のプラズママシンを用いた若返り治療が数年前から流行中です。
3年ほど前に海外のインスタグラムでこの治療のビフォーアフターをご覧になられたお客様から教えていただき、この治療の存在を私も知っていました。
プラズマペンも当時すぐに数種類取り寄せ、施術のデザインも研究して参りましたが、海外の人と我々アジア人の決定的な違いである「色素沈着のでやすさ」という部分への配慮をする必要があることがわかり、海外でのプロトコールをそのまま国内の方に実施することはできないと感じておりました。
その後、思いのほか長い時間を要しましたが、ドット状のデザインの方法や皮膚へのプラズマエネルギーの加え方、出力などを様々なパターンで試し、治療後のケアの方法なども確立することができ新治療として安心してご提供できる準備をようやく整えることができました。
この写真が実際の治療経過です。施術は私が行いました。左側が治療前で、右側が治療後2週間の状態です。
下の写真は治療後翌日の状態で、プラズマのエネルギーを加えた部分がドット状に細かいカサブタのようになっているのがわかります。2週間経過した右の写真ではすべてのカサブタは剥がれ、わずかな赤みを残すのみとなっていて、回復は他のレーザーによる蒸散と比べて非常に早いのがわかります。
2週間後の時点ですでに上まぶたのタルミ感が軽減され、全体的に目元がスッキリしているのもわかります。
翌日からはメイクが可能ですので、このドット部分もカバー可能ですが、大切なご用事はこの治療後4~5日の間には設定されないほうが無難です。
上まぶたは加齢変化によりタルミが増し、余った皮膚が目元に覆いかぶさってきて二重の幅をどんどんと狭くしてしまいます。同時に目元のスッキリ感が失われて加齢変化を感じさせる大きな要因の一つとなっています。
そのためこの症状に悩んでいる方はとても多いのですが、引き締め系のマシンでの反応が他の顔の部位よりも悪いという根本的な違いという壁にぶち当たることになります。
上まぶたのタルミが多い方は当院でも積極的に『眉下切開によるリフト』という手術的な治療を多用して参りましたが、手術まで踏み切る方はそれほど多いわけではなく、やはり敷居の高い治療です。少しでもまぶたが軽くなればよいと、定期的に引き締めのマシンなどでのメンテナンスをされている方が多いというのが当院での現状でした。
しかしこの「プラズマリフト」はこれまでのまぶたに行うことができる引き締め系の治療の中では最も効率よく引き締まり感を実感できる印象です。
まぶたのタルミは気になるけど手術は絶対に受けられない。今よりも少しでも良くなるようにレーザーなどで治療を行いたい。
そんな方には最適な治療とお勧めできると思います。
特に白人では通常でも色素沈着が問題となるケースは少ないため、他のアブレーティブなレーザーよりも色素沈着しにくいとされるプラズマリフトの場合にはかなりアグレッシブな治療方法が海外では取られています。
日本人の場合でもあまり色素沈着が問題のない肌質の方もいらっしゃいますが、多くの方がこの色素沈着という合併症に関してはしっかりと注意を払う必要があります。
なるべく色素沈着が問題とならないようなやり方を確立することで、日本の皆さまにもこの治療をご提供することがようやくできるようになりました。
治療時には麻酔のクリームを使用しますので、ほぼ無痛で治療が完結します。デザインから施術まで、当院ではすべて私が治療を行います。
(2021年8月に料金改定しました)
目尻のシワ部分もご希望の方には追加料金なしで行います。
麻酔クリーム代、アフターケア用のローションおよびクリーム代は込みの料金です。
考えられる副作用
ドット状の細かなカサブタ、腫れ、赤み、ヒリヒリ感、色素沈着
モニター希望の方はお申し付けください。適応の有無を審査させていただきまして、モニター料金として20%引きにてご案内させていただきます。
ご予約は下記までお電話ください
03-5488-6388
モニター希望の方は現在の目元のお写真を添えて下記までメールください
hashimoto@skinfinity.jp