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ドクターコラム

紫外線が強くなる時期のシミ治療と肌管理2026.4.13

スキンフィニティクリニック医師の門 沙央理です。

紫外線が強くなるこれからの時期、どの施術をどのタイミングで行うべきかというご相談をよくいただきます。
この時期にうまく肌を整え、シミを悪化させないことで、秋以降の肌状態やその後のシミ治療の経過が変わってきます。

1.紫外線が強くなる前に行う「整える治療」

紫外線を強く浴びると、メラノサイトが刺激され、シミの原因となるメラニンが産生されやすくなります。

特に、基底膜や真皮環境が乱れている状態では、こうした反応が起こりやすくなります。

さらに、基底膜の構造が不安定な場合、産生されたメラニンが表皮内にとどまらず、真皮側へ落ち込みやすくなるとされています。
このような状態では、色素沈着が長引いたり、治療に反応しにくい色調変化につながることもあります。

そのため、紫外線が強くなる前に、基底膜および真皮環境を整えておくことが重要です。

そこで有効な選択肢の一つが、RFマイクロニードル治療であるシルファームです。

シルファームは、微細な針と高周波エネルギーにより、真皮および基底膜周囲に働きかけることで、
・基底膜構造の安定化
・炎症環境の改善
・真皮リモデリング
を促し、メラノサイトが過剰に反応しにくい状態へと導きます。

結果として、紫外線による色素変化が生じにくい安定した肌の土台をつくることが期待されます。

2.紫外線が強い時期からその後に行う「排出と調整」

紫外線が強い時期から、紫外線を受けた後にかけては、メラニンが蓄積しやすく、排出が追いつかなくなる状態になりやすくなります。

したがってこの段階で重要になるのが、メラニンの排出をコントロールする治療です。

▷ ピコハイトーニング
1064 nm ピコハイトーニングは、メラニンを非常に細かく粉砕し排出されやすくすることで、メラニンの滞りを改善し、肌の代謝を整えていきます。

▷ピコハイデュアルトーニング
ピコハイトーニングに、532 nm DOEフラクショナルを組み合わせた当院オリジナルの『ピコハイ・デュアルトーニング』は、
浅い層と深い層にそれぞれ働きかけることで、トーニング単独では取りきれない浅層のメラニンも補いながら、排出を効率よく進めていく治療です。

▷ マッサージピール(PRX-T33)
マッサージピールは、メラニンを直接破壊する治療ではなく、真皮への刺激を介して皮膚の再生反応を引き出し、その結果として表皮の代謝も整い、メラニンが滞りにくい状態をつくります。
また、成分として含まれているコウジ酸による軽度のメラニン生成抑制作用もあり、メラニンを作らせすぎない方向にも働きます。

 

なお、シルファームはこの時期にも、肌の土台を整える目的で継続することが有効です。

 

3. 最後に

紫外線が強い時期でも、上記を併用しながら、生活背景に応じてフォトフェイシャルなどでのシミ治療を行うこともあります。
肌の状態に応じて、適切なタイミングと治療法を選択していきます。

ぜひ一度ご相談ください。